こんにちは。株式会社OHANAの佐藤です。
ここでは、私が株式会社OHANAを立ち上げた経緯を解説させていただきます。
ぜひ、私たちの活動の根源となる想いを伝えさせてください。
1.見過ごせない現状
秋田県には、見逃せない問題が1つあります。
それは、身体障がい者や知的障がい者向けの入所施設はたくさんありますが……。
個別対応が求められる発達障がい者向けに配慮された入所施設がほとんどないという点です。
このような背景がある中、施設になじめない発達障がい者が起こす強度行動障がい(自害、他害、パニック)から、精神病院に入院し、多量の服薬生活になる発達障がい者の方が増えることを……。
見過ごすことが出来ませんでした。
そこで、株式会社OHANAを立ち上げ、発達障がい者向けに配慮された入所施設をスタートしました。
支援する側の知識不足により障がい特性に合わせたサービス提供が出来ない状況。
とりわけ秋田県での発達障がい者(自閉症スペクトラム障がい)に対して何か出来ないかと強く考えるようになったのです。
私たちが知らないところで、たくさんの悲劇が今日も起こっているかもしれません。
一人でも多くの発達障がい者とその親御さんが暮らしやすい生活を支援する。
私たちは、今日もこのような考えを持って、仕事に励んでいきます。
2.自閉症の方の未来を描く
株式会社OHANAが大事にしたいコアバリューは以下の4点です。
- 自閉症の人を正しく理解すること
- アセスメント評価から始まる支援
- 個々の学習スタイルに合わせたサービスを提供すること
- 自閉症の人のもっとも基本的なニーズに応える
そして、特性に合わせた支援の具体的方法をきちんとサービスとして提供する。
それが自閉症の方の暮らしをデザインすることに繋がります。
そのデザインをしっかりと形にしたサービス提供をするのが自閉症スペクトラム特化型生活介護事業所Kaiとしての役割であると考えます。
自閉症の方が穏やかで親御さんが安心した生活が送れるためのお手伝いをさせていただきます。