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FAQ
よくあるご質問
シェアハウスについて
- 外泊の頻度について教えてください。
- 外泊については個々の状況に合わせての対応となります。入居されている5名は自宅以外での生活に不安がある方、もしくは失敗経験などのトラウマを持っている方がほとんどのため、少しずつ不安を軽減しながら毎週の自宅外泊から2週間に一度、1ヶ月に1度など頻度を減らしていく形になります。
- 今後、新たにシェアハウス・グループホームは開設しますか?
- 今後2号店、3号店の開所に向けて準備をしていきますが、土地及び物件探しを含めて3年くらいの準備期間を有すると思います。
- 入居にあたり、どのような準備をしたらいいでしょうか?
- 理想は日中活動(生活介護事業所Kai)から移行期間を設定して構造化、コミュニケーション支援などをしっかりと準備をしてからシェアハウスの流れですが、仮に居住と日中活動を同時にご利用になる場合は例えば他害等(他利用者さんに対しての叩く、噛みつく行動があるかないか、無断外出する行動があるか)によっては進めていいケースなのかを判断させていただくこともございます。
一番は、途中でダメでしたと契約解除になるのはお互いにとって辛いことになりますので、入居と日中活動をセットで行く場合は入り口で判断させていただくと思います。
- シェアハウスの利用料について教えてください。
- Pilaの場合の月別費用は、
・家賃:43,000円
・共益費:3,000円
・電気代(居室):3~4,000円(エアコンとTVなど使用料に応じて)
・食費:朝食250円、昼食夕食は450円
となります。
入居されているAさんの場合は8月の利用料は合計69,800円でした。
- 何名の方が利用していますか?
- Pilaに入居されている方は5名です。全員、重度知的障害を持つ自閉症の方となっております。自分で出来ることは色々な場面で活用していただく、出来ない箇所(スキル不足による)は支援員のサポートが入ることで生活されております。
- どんな人が入居対象となりますか?
- OHANAは自閉症特化型としてデイサービスを運営している関係上、基本自閉症スペクトラムをお持ちの方が利用対象となります。
- 就寝時間は決まっていますか?
- 起床時間、就寝時間は一律〇〇時と決まっておりません。その方の自宅でのスタイルに合わせてスケジュール化して対応しております。
- 日中はどのようにシェアハウスで過ごしますか?
- 基本、日中生活介護事業所に通っておりますが、利用者さんによっては週3日利用の方もおります。日中、シェアハウスで過ごしている方もいらっしゃいます。スタッフの買い物の手伝いや外出支援、余暇支援などを提供しております。
生活介護について
- 生活介護はどのようなサービスですか?
- 生活介護の基本サービス内容は、
①入浴、排泄、食事等の身体介助
②調理、洗濯、掃除等の家事援助
③生活に関する相談、助言、その他日常生活上の支援
④創作活動や生産活動の機会の提供
⑤身体機能や生活能力の向上のために必要な援助
となります。
Kaiではその他に自閉症の障害特性に合わせた自立度を高める支援、情報を理解する力と自分の気持ちをきちんと相手に伝える方法を身に着けて頂くコミュニケーション支援、将来グループホームやシェアハウスへの生活を希望されている方については移行支援(地域で生活するにあたり必要なスキルやあったらいいなと思うスキルの習得)を提供しております。
- 生活介護サービスを利用したいのですが…。
- 障害支援区分3以上の方が対象となります。kaiをご利用されている利用者様の中には就労継続支援B型事業所を利用され、環境が合わなくて生活介護サービス変更された方が数名いらっしゃいますので、就労継続B型から生活介護へサービスを変えたい方は相談支援専門員にご相談ください。
- サービスに向いていない方はいますか?
- OHANAで提供している自閉症特化型サービスはTEACCHプログラムの考え方と応用行動分(ABA)ベースにしております。弊社で大切にしている支援に対する考え方や行動特性に対しての捉え方に違和感を感じたり、疑問に思う方はサービスを受けない方がお互いのためだと考えております。
- 自閉症支援で大切にしていることは何ですか?
- 自閉症を正しく知ることに尽きます。自閉症の障害特性を知り、特性に合わせた環境設定と自立度を高める発達支援を行っていくことです。
5年後、10年後の将来像を保護者さまと一緒に考えていく。描いた将来像に向けてスキルを一つ一つ積み上げていくことです。
- 就労継続B型事業所を利用していましたが、環境が合わずに利用を断られました。
- Kaiをご利用の方には就労継続B型事業所を利用された方が数名いらっしゃいます。作業だけ提供しても障害特性に配慮がなければ不適応を起こします。Kaiでは「働く生活介護」の場を令和5年4月から開設いたします。就労継続B型では作業スキル等により利用が難しい方でも個々の特性を適性を見極めた上で作業を提供し、工賃(作業に対しての対価)をお支払いいたします。併せて職業スキルの習得も目指していきます。
- 食事(昼食)はどのように対応されてますか?
- 自宅からお弁当を持参される方もいらっしゃいます。お弁当作りや献立を考えるのに負担を感じていらっしゃる保護者さまはOHANAで提供しているお弁当をご利用されております。1食税込み320円(令和5年1月1日現在)で温かいお弁当を提供しております。
- 送迎をお願いしたいのですが…。
- 秋田市内であれば対応可能です。潟上市や大仙市、由利本荘市からご希望の方は秋田市内で待ち合わせをしての送迎となります。
- 支援が順調にいくケースはありますか?
- これまでのケースに共通している点は以下です。
・過去に大きく状態を崩す経験がない、若しくは少ない方
・親御さんと常に情報共有ができ、同じゴールを目指していける関係性が構築出来る
逆に支援の結果が出にくいケースは、
・過去に支援環境が整っていない状況下で大きく状態が崩れた方
・サービスにつながっていない期間(ひきこもり)が3年以上の方
上記の方へのアプローチについてはマイナスの状態からゼロに戻すためには早急なアプローチは禁物です。支援が入るとすぐに昔の穏やかな状態に戻れると楽観的に捉えるのは危険です。3歩進んで2歩下がることの繰り返しが多々見られます。支援する側のペースではなく、あくまでもご本人の状態に合わせて1㎜単位で進めていく対応が、Kaiの支援スタンスです。