食べることは生きること。
栄養バランスの取れた食事を自分でつくることは、生きていく上でとても大切なスキルです。今回は、お子さんに料理を手伝ってもらう時のお困りごとにお応えしていきます!
ある親御さんからこんな相談がありました。
「料理を教えたら、母親のいないところでも1人でレシピ本を見て料理してしまうようになりました。包丁や火の使い方をまだ教えていないので、料理をさせるのが怖いです…」
このような行動があるのはなぜでしょうか?
レシピ本を見て料理ができるというのは立派な自立スキルですね。でも、親御さんからしたら、一人だとケガするんじゃないか、火事になるんじゃないか…など気が気でないことも分かります。このようなケースではどう対応したらいいのでしょうか?
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まずは、お子さんが一人で料理しているところをじっくり観察してみましょう。
できているところ、できないところを確認し、できていないところについては写真やイラスト、文字などを使って手順書を作ってあげると、ご本人も分かりやすいと思います。
包丁の使い方についても、指を丸めて使う、など安全な使用方法を写真などを使って分かりやすく示し、手順書を見ながら一緒に練習すると、いずれは一人でも使えるようになるかもしれません。
また、手順書の中に、火を使う時は必ずお母さんと一緒にやるなど、ルールを手順書に入れてみてはどうでしょうか?
心配する気持ちは分かりますが、ご本人にとって大切なスキルを身につける良い機会なので、ケガしない範囲でご本人にやらせてみることも大事です。
温かく見守りながら、少しずつできることを増やしていきましょう♪